いろいろ備忘録 ー 西口一希

停止中だったブログですが、引っ越して再開することにしました。

本日4月1日付けで転職しました

3月末をもって、約9年間勤めさせて頂いたロート製薬を退社し、本日4月1日付けで、ロクシタンジャポン株式会社の代表取締役に就任いたしました。 ロート製薬では、素晴らしい9年間を過ごさせて頂きました。去っていく身ではありますが、これまで、一緒に…

その企業にロールモデルはいますか?

間違わない20代のキャリア選択 その企業にロールモデルはいますか?www.huffingtonpost.jp

N1起点 『ピーターティールさんの話を聞いて』

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」 ティールさんのこの有名な質問を聞いて感じたのですが、結局、これってマス発想で付加価値は創造できないと指摘されているのですよね。 マスマーケティング経験が長い自分には、グサリと刺さりま…

GAISHIKI LEADERS 寄稿

会議全廃のすすめ~御社の生産性を下げているのは無駄な会議です 会議全廃のすすめ~御社の生産性を下げているのは無駄な会議です 西口一希・ロート製薬 執行役員|外資系リーダーが日本を変える|ダイヤモンド・オンライン 20代でキャリアは決まる GAISHIKE…

無意識が示唆すること ー 西口一希

無意識の理解から、ビジネスに示唆することをまとめてみます。 • 新アイデア、イノベーションとは、独自性・差別性があって、明らかな喜びや便益があるもの、、、それが商品であれ、サービスであれ、広告であれ、建築物であれ、同じだと思います。それらの全…

知っているものしか認識できない ー 西口一希

そもそも、脳内に存在している”情報”と”連想”はどのように形成されたのか? ”記憶”の仕組みとともに様々な研究が進んでいます。これまでの研究では、これらの”情報”と”連想”形成は大きくは2種類のようです。 1)先天的 - 生まれつき、本能として持っている…

無意識を意識する実験 ー 西口一希

無意識を意識する遊びです。下記の絵のどちらが、”タギテ”という名前でしょうか?これまでのところ、9割以上の確率で、答えは一致します。多くの形や言葉は、それぞれの連想を脳内に無意識として持っており、誰にも共通する連想が多いです。 実際に青い部屋…

無意識の中身 2 ー 西口一希

”体の五感”を通じて入ってくる外部からの刺激を脳が捉えて、様々な連想を作って行きます。また、その連想に見合う働きとして、脳がアドレナリンなどの体内ホルモンを分泌させたり、血流・脳神経細胞への電気信号・呼吸・脈拍・筋肉の緊張弛緩を左右し、人間…

無意識の中身 1 ー 西口一希

無意識は意識に”無”という文字がついていますが、そこに何も”無”いという意味ではないし、まったく”意識”出来ないブラックボックスではないようです。 この”情報”は、肉体(感覚器)が捉えることの出来る情報 (色、形、におい、味、音、文字、皮膚への刺激…

無意識への共感 ー 西口一希

会ってもない人への、無意識への共感はできませんが、”意識的”に、お客様の”無意識に共感”出来るように努めることが、マスデータを集めるよりも、間接的なヒアリングをするよりも、はるかに大切だと思います。 70歳女性向けの商品開発であれば、私は実家に…

無意識の解明 2 ー 西口一希

私たちの日常にも、たくさんの無意識の作用があります。 ・買い物に行くと、予定にないものを買ってしまう(調査すれば、事前の買い物リスト通りに買い物をする確立は50%以下です。単純に”衝動買い”といいますが、その衝動は、店頭での刺激に対する無意識…

無意識の解明 ー 西口一希

無意識の作用の理解は、この15年くらいにかなり進歩しています。fMRI(機能的MRI)という脳の血中の酸素レベルがリアルタイムで測定出来る機械が発明され、これによって五感を通じた刺激と、脳の活性との関係性の一部が明らかになってきているので…

私たちは、無意識に左右されている 2 ー 西口一希

脳の働きは、実際にはかなり複雑で、一般に言われている、右脳・左脳のような単純機能でもなければ、直感をつかさどる特別部位があるわけでもありません。 体全体の感覚器を通じて、様々な”刺激”を統合的に脳が捉え、その電気的”反応”として脳が総合的に機能…

私たちは、無意識に左右されている 1 ー 西口一希

ビジネスに限らず、生きていく上で、理解すべき重要な事実のように思います。 心理学や大脳生理学などを勉強される方にとっては、当たり前のようですが、意外に、ビジネスの場面では、この前提を無視している場合が多いように思います。 これまで、消費財の…

消費財のマーケティング ー 西口一希

長らく続いた趣味って無いのですが、消費材に関わる仕事は20年以上続けています。生活の為という理由もありますが、やっぱり、大きな魅力があるからだと思います。 消費財のマーケティングに真剣に向き合えば合うほど、どんどん面白くなる。たぶん、終わり…