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いろいろ備忘録 ー 西口一希

停止中だったブログですが、引っ越して再開することにしました。

無意識が示唆すること ー 西口一希

無意識の理解から、ビジネスに示唆することをまとめてみます。

• 新アイデアイノベーションとは、独自性・差別性があって、明らかな喜びや便益があるもの、、、それが商品であれ、サービスであれ、広告であれ、建築物であれ、同じだと思います。それらの全ては、お客様の無意識内に存在している”情報”と”連想” - それらの組み合わせです。

• マーケッターが行わなければいけないのは、そういった連想の意外な組み合わせによって可能となる、”潜在需要”を発見し、それらを形にすることです。まあ、当たり前の話なのですが、消費者調査とかヒアリングとかデータ分析などで想像すべきことは、無意識下の連想です。経験則になりますが、AだからBで、よってCというようなロジカルな分析や思考ではなく、一人の具体的な人間の、頭の中身、その中の様々な連想の中身、要素と組み合わせに想像を巡らせると、新しい需要の糸口が見つけやすくなります。

• 普段は、無意識とその中に存在する、有形・無形の情報・連想を考えることはありませんし、そのように意識的に考えずとも、直観的に共感的にこれらを捉えることは可能ですし重要です。しかしながら、これら無意識の中身をあえて意識してみると、アイデアを出す際に大きく役に立ちます。タグボートの岡康道さんも似たようなアイデア発想方法をとられているそうです - ”6角形の多面体を埋めるように連想で考える”。興味があれば、彼の本を参考にしてください。

• 無意識への働きかけとは、イノベーションの創出、そのものであり、それを構成する全て - 商品で考えれば、製剤の色、質、香り、使い心地、形、パッケージの色・形、ネーミング、CM、使用するフォント、売り場イメージ、店頭POP、CMで有名人を使う?使わない?、、、、全ての要素は、お客様の無意識内に存在している”情報”と”連想”とのかかわりで決定されるとも言えます。

• 一番想像しやすい自分をお客様と考えて、自分の好みや喜怒哀楽の感情は何に左右されているのか、その連想の原因や、起因を考えてみるのも楽しいです。多くは、後天的で、なんらかの経験・知識に端を発していることが多いはずです。これを一つ一つ想像する癖を身に着けると、強い共感能力やお客様のインサイトを洞察する能力を高められると思います。意識で無意識を客観的に探るといったイメージです。

 

西口一希